2018年 3月 記事一覧

by ogawa ogawa クライアント事例

どんな時にパートナーを信頼できなくなりますか?

こんばんは。
パートナーシップ専門コーチ
小川幸子です。

 

 

 

前回の続きです。


私たちが目の前のパートナーに対して、
まるで子供が親にダメ出しするかのように、
「なんでいつも分かってくれないの?!」
「なんで私の気持ちを大切にしてくれないの?!」
「なんで察してくれないの?」
「なんで~~してくれないの?」
と一方的に要求をするだけでなく、
大人の男女として相手の立場も感じながら、
お互いに与え受け取るという対等な関係性を育んでいく過程で、
《予想外の盲点》になっている部分とは一体何なのか?



それは、
30代女性クライアントKさんの
あるメッセージから浮かび上がってきました。



ここから先は是非、
他人事ではなく、
自分自身のことにも
置きかえながら読んでみてください。



   ↓    ↓    ↓



============================


先日、10代から苦しみ続けてきた
腰痛の手術を受けました。
おかげさまで手術は無事に終わって経過は良好です。



今回の手術のため入院していた際、
私が辛い時に、繁忙期とはいえ休日も仕事で
彼が会いに来てくれなかったこと、
何度も電話すると言って寝ちゃったこと。



こないだはあたたかく思えていたのですが、
手術の少し前から、
「もっと簡単にしあわせになっていいんだ」
「私はそのまんまで十分に愛される価値があるんだ」
と唱えていたら、
連絡来るのかこないのかワサワサしたり、
会える会えないとかこっちの予定をおろそかにされたり、
なんだかそんな信頼できない関係に
囚われてるのが急にバカバカしくというかハッとして。



別に幸せって、
2人で結婚や子供を授かることを楽しみにしたり、
家庭を育むことを
2人で楽しみながらやっていいんだよなぁ~
お互いに思い合いながら信頼の中進んでいいんだなぁ~
とふと思って。



そしたら、
なんでわざわざこんな苦労する人と一緒にいるんだ?
又はなんでわざわざ苦労しているんだ?
と目が覚めてきました。



============================



うんうん、
そうかそうか、
大変だったね、
あなたの気持ちを誰にも遠慮せずに
大切にすればいいんだよ、と、
誰もがKさんの味方になって、
彼を非難したくなる所かもしれません。



ですが、
実はこの内容の中にこそ、
Kさんが目の前の現実のパートナーと
向き合う力を失わせていく
意外な盲点がありました。



私はKさんが気付いていない
隠されたメッセージについて
本人に確認をしました。



”「もっと簡単に《誰かのように》しあわせになっていいんだ」
「私はそのまんまで《誰かのように》十分に愛される価値があるんだ」
と、常に自分の外側に理想像があって、
そうならないとしあわせじゃないと
思い込んでいませんか?”



Kさんはすぐに、
《お兄さんの奥さん》が自分の理想像で、
「兄だったら奥さんが入院したら
 仕事よりも優先して付き添ってくれるのに」
「兄が奥さんを愛するのと同じように私を愛してくれない彼は×」
と比較し続けてきたと伝えてくれました。



更に、
Kさんが過去にお付き合いしていた別の男性は、
その理想像通りの人で、
まるでお兄さんが奥さんに接するように、
仕事よりもKさんや家族のしあわせを
優先してくれる人だったこと、

でもその男性に対してKさんは、
異性としての魅力をどうしても感じることができず、
自らその男性にお別れを告げて、
「他のものは得られなくても
 私自身が彼を好きだから」という理由で、
今お付き合いしている彼を選んだという
これまでの背景がありました。



思考や感情の雑音に巻き込まれることなく
冷静に事実だけを1つずつ見ていった時に、
自ら今の彼を選んだ時点で、
今回のKさんが感じている不満は
想定内の出来事です。



目の前の現実をありのままに見て、
目の前の現実の彼と向き合っていたら、
「なんでわざわざこんなに苦労する人と一緒にいるんだ?」
にはなりません。



では一体どこで、
Kさんの感覚がズレていくのか?



それこそ今回の最大の盲点とも言える、
「もっと簡単にしあわせになっていいんだ」
「私はそのまんまで十分に愛される価値があるんだ」
という一見誰の耳にも優しい
何の害も無さそうな呪文を唱えた時です。



まるで理想の完璧なお母さんのように
すべてを包み込んで、
「大丈夫だよ」
「あなたは愛される価値がある」
「あなたは悪くない」
と優しく頭をナデナデしてくれそうな
これらの呪文が必要になる時、
実際の本人が感じているのは罪悪感です。



そこに根拠があるか無いかは分かりませんが、
最初から心のどこかで、
「自分はしあわせになっちゃいけない」
と本人自身が思っていなければ、
これらの呪文を欲することはないのです。



ですが、
そういった罪悪感に優しい言葉に依存している時、
その人の姿はまるで
偽物のお母さんにしがみついて、
そこから離れられなくなっているかのようです。



事実、
偽物のお母さんの中毒的な優しさに
一旦取り込まれてしまうと、
本物のお母さんやパートナーといった
現実の大切な人たちとの繋がりを信頼できなくなり、
目の前の現実をきちんと見る力や
自分の責任を認める力を失ってしまいます。



罪悪感と偽物のお母さんはタッグを組んで、
本人の耳元で囁きます。



「現実なんて見なくていいんだよ。
 もっと楽に自由に生きればいいんだよ。
 だってあなたは何も悪くないんだから。」



この囁きに取り込まれると、
『現実』とか『責任』という言葉が
まるで自分を責めているように聞こえてきます。



でも実際は真逆です。



『責任』を受け取ることは
その人を責めるどころか、
本物の力を受け取ることで、
それこそが誰のせいにもせず
『現実』を動かしていく原動力となります。



Kさんが繰り返しているのは、
『目の前の相手から受け取らないこと』
と、
『自分の選択の責任を放棄すること』で、
そこを本人自身が認めないままで突然、
「もっと楽にしあわせになっていい」
だから、
「私ばかり苦労しているのはおかしい」
「わざわざ大変な人を選んだんだ」
という解釈につながっていくのは、
今起きていることの責任がどこにあるのか?
何が自分の手に負えて、
何は自分の手に負えないことなのか?
が見えなくなり、
逆に不自由な状態が続くことになります。



「誰も私を分かってくれない」と、
辛い時に心を閉ざして孤立する癖。



本来ならば自分の味方だったり、
助けてくれる人にほど、
不信と疑いを募らせる癖。



そちらの方が
今の苦しみの大元だと気付き、
孤立して本物の繋がりから逃げる癖から
離れることでしか本心は見えません。



Kさんに限らず、
クライアントの皆さんからの
ご相談を聴いていると、
自分の期待に満たない彼の一面を見た時に、
「本当にこの人でいいのだろうか?」
「もっと他に楽にしあわせになれる人が
 いるんじゃないのか?」
と不安に感じて、
目の前のパートナーに対する信頼が無くなり、
自分の方からパートナーに対して一歩踏み込んだり、
与えていくということに躊躇いが生じるという方々が
非常に多いです。



その際、
例えば、今回のKさんのお相手が
既婚者で奥さんと別れる気が全く無いとか、
誰の目から見ても元々しあわせな結婚に向かない場合は、
「目が覚めた」となるでしょう。



ですが、
ここで今もっとも大切なのは、
彼と続けるにしろ別れるにしろ、
目の前の現実の彼をちゃんと見て、
今ここの自分でその人と向き合っていく力で、
それはこの先、
誰とお付き合いしても同じことです。




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スイッチじゃなくてプロセス

こんばんは。
パートナーシップ専門コーチ
小川幸子です。

 

 





そろそろ春めいてきたと思ったら、
今日は真冬のような気候でしたね。



皆様はいかがお過ごしでしょうか?



私は前回のブログ配信の翌日に
無事に引越しを終え、
その後すぐに大阪・名古屋に出張、
帰った翌日からは、
今後は夫が名古屋出張という
夫婦入れ違いの日々が続きました。



さみしいかな・・と思いきや、
自分の出張中には、
学びと仕事に没頭するあまり、
一度も夫にメールしませんでした。



それはもちろん
夫がそういうことに対して、
一言も文句を言うタイプではなく、
むしろ快く応援してくれることを
お互いに理解し合っていたという
これまでの2人の歴史があってこそです。



そばに居ても居なくても
お互いに繋がりを感じられているためか、
新居への帰宅時は示し合わせていないのに、
ちょうど反対方面から帰宅した夫と
最寄駅でバッタリ遭遇して、
そこから夫婦で一緒に帰り、
車に乗り換えてドライブデートに行ってきました。



久々に私が助手席にいることで、
冴え渡る閃きが降ってくるという夫。



その冴え渡る閃きを聴きながら、
ときに笑い転げたり、
本気で感動する時間が大好きな私。



「あなたじゃなきゃ
 もうダメになってしまった」


とお互いに言い合いながら、
ふと、


「これって、
 プロセスの力だよね」


という所に意見が一致しました。



誰もが最初はお互いに好き合って、
(もしくはその時の自分が
 一番大切にしたいことを大切にして)
お付き合いをスタートしていきますが、
期待外れな相手の一面を見たり、
徐々に歯車が噛み合わなくなってくると、



「もう好きなのか分からない」



という時期が訪れます。



そういう時、
その人とお別れしてもいいし、
その危機を乗り越えてもいい、
ここが大前提にあります。



私自身は、
そのどちらの体験もしていますが、
厳密に言うと、
お別れを選択した時には、
「危機を乗り越える力が自分には無かった」
という方が正しいです。



更に、
「危機を乗り越える力を
  育てたい欲求(余裕)も無かった」
という方がより正しいです。



そういう心境の人たちにとっての望みは、
「自分を変えずに、
 相手を変えたい(または取り替えたい)」
です。



これはプロセスじゃなくて、
スイッチしたいんです。



だから、
1度目の結婚の危機に直面した当時の私がもしも、
今の私と出会い、
自分が本当にやっていることが何なのか?
なぜ今そういう状況に陥っているのか?
事細かに教えてもらったとしても、
全然言うことを聞けなかっただろうな、
と思います。



必然的に今の私の仕事は、
2度目の結婚相手である今の夫との危機に
直面し始めた当時の私のような状況に
いる方々のためのものにシフトしています。



具体的にどんな方々かと言うと、
「自分が無条件に大切されたい」だけでなく、
「目の前の相手を無条件に大切にしたい」
そして誰が相手でも今あるものに満たされて、
しあわせを感じる自分を生きていく、
言葉での理解だけでなく自分の体験を通して
そのプロセスを進みたい方々です。



もちろんこれができるのは、
目の前の相手からちゃんと愛され
受け取った女性だからこそであり、
どんな過程もその人にとっての必要なプロセスで
何かが優れていて何かは劣っているという
話をするつもりはありません。



 100日間の無料ステップメール
『毎日がまんまる婚』
を、

最後まで読まれた方々は既にご存知だと思いますが、
今度こそ上手くいくと思えた今の夫との間でも
再び本気で「好きか分からない」という状況に
陥ったことがありました。



当時はそれを危機だと思ったけれど、
今となるとあのプロセスが無かったら、
そして1度目の結婚のお別れが無かったら、
これまでの自分の限界をも超えていきながら、
自分の枠を広げ続けながら、
『危機を乗り換える力』

『目の前の相手を無条件に大切にできる力』
が育まれることもありませんでした。



この力は私にとってのかけがえのない宝物であり、
もし古い自分のままだったら、
誰が相手であっても一生、
『目の前の相手を無条件に大切にする』
ということができなかった自覚があります。



今だからこそ分かるその背景や仕組みについては、
1dayワークショップでも解説していますし、
個人セッションでご縁をいただく方々には、
私自身が体験を通して培った
その力の育み方をすべてお伝えしています。



そして最近、
それを伝えている中で、
クライアントの皆様にとって、
予想外の盲点になっている部分が
明らかになってきました。



詳しくはまた次回、
お届けします。




☆次回は5月開催
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お別れから始まる出会い

こんばんは。
パートナーシップ専門コーチ
小川幸子です。

 


日に日にあたたかくなり、
徐々に春の訪れを感じるようになってきました。



卒業・入学・就職等、
別れと出会いが多いこの季節。

これから新生活が始まる方も
多いことと思います。



私たち夫婦も明日、
新居への引っ越しを控えています。



なので数日前から夫と一緒に、
家中の片付けをしながら、
荷物を段ボールに入れる作業をしています。



断捨離とも似ているこの作業、
一番悩む所は、


「コレを持ち続けるか、捨てるか」


の判断です。



さらに、
「捨てる」と判断したものを
処分するとき。



ゴミ袋に入れて
そのまま捨てられるものは
まだいいですが、
粗大ゴミで出すもの、
誰かに譲るもの、
捨て方がよく分からないもの、
それらに応じた調査や集荷依頼、
受け渡しのやり取り諸々・・・



今までなんとなく、
曖昧にして目を向けてこなかった
家中のモノたちを
一つ一つ手に取りホコリを払い、
今ここの自分で向き合い直し、
捨てるための一手間をかけるという作業には、
男女のお別れに通じるものが
あることに気付きました。



結論から言うと、
『お別れ』には『出会い』よりも
はるかに大きなエネルギーが要ります。



『出会い』は期待と希望で
気持ちが昂ぶっているので、
モノであれ人であれ、
その場の衝動や勢いに任せて
関係性をスタートすることができます。



誰でも最初は、
自分が気持ち良くなれると思って、
そのモノであれ人であれを受け取ります。



でも日が経つにつれ、
「期待していたほどでもない」
「こんなマイナス面があるとは思わなかった」
という風に、
その関係性には自分にとって
望まない部分もあることを知ります。



そして今の自分にとって
有益ではない何かのために
手間をかける・エネルギーを割く、
そのストレスを味わいたくなくて、
曖昧なまま放置したり、
逃げるように切り捨てたり、
きちんとお別れしないまま、
次の新しいモノや人に手を出す・・・。



私たちはそういうお別れを繰り返していく内に、
目の前の相手との関係性を維持していく力が
知らない間にどんどん奪われていきます。



なぜなら、
そもそもお別れは、
辛くて苦しくてストレスを感じて当然のもので、
出会いからそこまでを
自分にとって良いものもそうでないものも含めて
まるごと味わい切るからこそ、
次の出会いを受け取るときには、
表面的な都合の良さだけに引っ張られず、
自分にとっての本当のしあわせを見極めた上で
相手を見極める力が育つのだから。



その力があるからこそ、
次は自分の責任と決断で
手にした新しい関係性を、
粗末にせずに大切にしていくことが
できるのだから。




~ファミリー・コンステレーション1dayワークショップへの
              新しいご感想をいただきました~


『パートナーを探しているけれど、
 思うようにいかないことと、
 今の仕事を辞めることになり、
 今まで親の望む人生を選んできた気がして、
 自分の人生を生きるために、
 親との関係を見つめなおしたいと思い、
 参加しました。

 今まで頭では理解したつもりだったことを
 身をもって体感できました。
 親や兄弟、どんなに近い存在でも
 他人の人生は変えることができない、
 変えようとすることがおこがましいということ。
 そして、それを無意識に自分がやろうとしてきた、
 ということに気付きました。
 今ここに自分が居られるのは、
 親・祖父母・祖先、自分の知らない多くの誰かの
 命や人生があったからだ、
 ということが自然に腑に落ちました。

 扱う内容としては重いはずなのですが、
 とにかく、なんと説明していいのかわからない、
 とっても不思議で、面白くて、
 ここ数年で一番ワクワクしました!
 ただ外側から観ているだけでも、
 代理人として参加しても、
 充分に気付きや学びが得られました。
 受けることができて本当に良かったです。
 次回はぜひ、働きかけ枠で参加してみたいです!

 30代後半~女性Eさん』




☆次回は5月開催を予定しています
 働きかけ枠は先着3名様です
 メルマガ先行でご案内いたしますので
 今しばらくお待ちくださいませ

【ファミリー・コンステレーション
      1dayワークショップ】
~なぜパートナーや家族から
 自分の望むものを受け取れないのか?~
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